今回はセドナシリーズの大きな魅力のひとつである、
天井や壁、家具類に使われている無垢材の構造や取り扱い時の注意点などについて、
実際の製作風景の写真も交えながらご紹介いたします。
撮影:@takuma_reina
ログハウスのような無垢材の天井、どう作られているか皆さんはご存知でしょうか?
実はセドナでは車両の鉄板と無垢材の間に1枚、ボードを挟み込む工夫をしています。
手間と時間のかかる作業ではありますが、決して省くことのできない作業です。
ではなぜこのような工程が必要なのかというと、
「無垢の木の一番の天敵である湿気や水分から無垢材を守る」ためなのです。
バンライフと切っても切れない関係なのが車中泊ですが、
その際問題になりやすいのが車両の壁や天井に生じる結露。
この工程を挟むことにより、無垢材が極力湿気や水気に晒されなくなり、無垢材の状態を保つことに繋がります。
セドナシリーズすべてに使われている天然の無垢材。
本物の木を使っているからこその味わいと温かみがセドナの一番の魅力ですが、
だからこそ、その無垢材に反りが出たり、音鳴りがしたり、割れたりする可能性も隣り合わせとなっています。
私たちはこれを劣化ではなく、「変化」と捉えています。
「木が生きているということの証・木の呼吸」ともいえるでしょうか。
というのも、本物の木は切ったり貼り合わせるといった加工をした後でも、
湿気が多い時は水分を吸収し膨らみ、逆に乾燥すると水分を放出して縮むのです。
この「変化」がいつ起きるのかは1台1台、あるいは1枚1枚の木の状態によってまちまちで誰にも分かりません。
撮影:@takuma_reina
そしてセドナに乗られる際には、普段からなるべくこの木の変化が起こらないよう、
・水に塗れたものを無垢材に触れさせない工夫
・室内を極度に乾燥させてしまうFFヒーター(※)の使用を避け、湯たんぽやダウンシュラフなどで暖を取る工夫
などが必要になってきます。
(※typeⅢ、LAKESIDEはオプション設定なし、typeⅣはオプションで設定が可能)
※使用上危険が伴う木の変化につきましては、ご購入いただいた販売店様にご相談ください。
撮影:@takuma_reina
1つとして同じ無垢材、セドナは存在しません。
是非、刻々と変わりゆく木の表情を楽しんでいただき、
あなただけのセドナとともに、豊かなバンライフを過ごしてみてはいかがでしょうか。
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